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【寒霞渓は、星ヶ城山(816.6m)とそれに続く美しの原(776m)の鞍部にあたり、集塊岩の浸食が著しく、奇岩、怪石
の絶景を呈しています。植生も豊かで、その植生に支えられ、昆虫も多く生息しています。さらにそれらを餌とする野鳥
も 多く、これまでに約70種が観察されています。 新緑の頃、南から子育てのため、森林性夏鳥が渡来します。オオル
リ、キビタキ、サンコウチョウ、サンショウクイ等の美しい姿や声を見聞きすることができ、ツツドリや県民鳥のホトト
ギスの声も聞こえてきます。気をつけると、アオバスク、サシバ等も観察できます。  秋になり、モズの高鳴きが澄んだ
空にひびきわたる頃になると、林の中には、ムラサキシキブやヤブムラサキの実が紫色に色づき、イワシデやイロハカエ
デが黄・紅葉する頃には、夏鳥は、暖かい東南アジア〜フィリピン〜オーストラリア方面に 帰って行きます。 交替に、
冬鳥のカモ類、シロハラ、ツグミ、ショウビタキ等が北方のシベリア〜サハリン等から渡来します。雪が降ると、ノウサ
ギ、イタチ、県民獣のシカ、県指定天然記念物のニホンザル、留鳥のキジ(国鳥)等の足跡が見られます。】

雉 雉の雄
雉(きじ)(common pheasant)
 日本特産のキジ科の鳥。全長は雄約80cm、雌約60cm。雄は濃緑色を基調にして美しく、後頭部に 耳状羽があり、目の周囲は裸出して赤い。雌は全身淡褐色で黒い斑点があり、じみである。翼長は雄が21〜24cm、雌が19〜21 cm。尾長は雄が27cm〜43cm、雌が20〜28cm。雑木林や原野にすみ、昆虫・種子などを食べる。ケッケーンケッケーン と鳴く。地上のくぼみに枯れ草で巣を作り、10個ぐらい産卵。人工繁殖も行われている日本の国鳥です。岩手県、岡山県の県鳥にもなっている。
雄の雉

ホトトギス オオルリ ツグミ
ホトトギス(little cuckoo)
 背面は灰褐色、腹面は白色に近い横縞があり、一見小形のタカに似た夏鳥。カッコウ科。 全長約28cm。雄の鳴き声が 「テッペンカケタカ」と聞こえる。おもに蛾やチョウの幼虫を捕食。他の鳥の巣に托卵(たくらん)する。 中国・ヒマラヤ山脈・ 東南アジアに広く分布、日本には5月ごろ州以南に渡来。香川県の県鳥になっている。
大瑠璃(オオルリ)
(blue-and-white flycatcher)  雄はるり色、雌は緑褐色の夏鳥。ヒタキ科。全長約16.5cm。姿が美しく、ピーピーチョイチョイジュジュ、 ピールリホイヒーピピと鳴く。日本全土の森林にすみ、冬は東南アジアに渡る。昆虫を捕食。ウグイス、コマドリとともに三鳴鳥の一つ。 栃木県の県鳥。
ツグミ(dusky thraush)
 背面は黒褐色に栗色がまじり、腹面は黄白色で黒い斑点のある鳥。ヒタキ科。全長約24cm。 冬は低山や平地の畑にすみ、昆虫や植物の実を食べる。シベリア・カムチャッカ半島などで繁殖し、日本へは秋に大群で渡来。 クイックイッと鳴くが、春にはキョロンキョロンケロッと明るくさえずる。福井県の県鳥。

雀
すずめ(free sparrow) ハタオリドリ科。人間ともっとも密接に関係をもって生活している小鳥。翼長約7cm。人家の周辺に住み、人家に巣を作る。 新しく村落ができると数年後にはスズメが移住してきてすみつくようになることが多い。また、山の中の過疎部落から人がいなくなると スズメもいなくなるのが普通である。しかし、すこし大形の別種のイエスズメが分布している所では、人家周辺にはイエスズメが住み、 スズメはやや離れた林に住み、木の穴や枝のしげみに巣を作っている。日本にはイエスズメはいないので、人家にはスズメが住みつき、 やや小形のニュウナイスズメは山地の林に住んでいるが、新潟県の山中のスズメのいない村落で、ニュウナイスズメが人家に巣を作って いる例がある。スズメは穀類や草の種子を主食とし、イネも食べるので古くから害鳥の筆頭にあげられ、スズメ追いのために案山子を 立てたり鳴子を鳴らしたり、さまざまな手段がこうじられてきた。現在も害鳥駆除の目的で年間200万羽近くが捕獲されている。しかし、 春夏には多くのコンチュウを食べるので、とくに市街地では害虫駆除にかなり効果があると考えられる。スズメを大量に駆除したために 逆に害虫の大発生をみた例は、古くはプロシアのフリードリヒ大王(在位1740〜86)の例や近くは中国の例がある。人家や建造物、 電柱などのすきまにわらで巣を作るが、木の穴や巣箱を利用することもあり、また木の枝のしげみに球形で横に出入口のある巣を作る こともある。1回の産卵数は5〜7個で年に2〜3回繁殖する。
(近似種)イエスズメは、雌雄で色が違い、 スズメよりすこし大きい。ヨーロッパからアジア中部にかけて分布し、中国北部、シベリア南部、 インド、ビルマにもいる。アメリカ、オーストラリアにも移入されて増えている。ニュウナイスズメは、スズメよりすこし小さく、日本 では、積雪の多い地方で繁殖し、冬は暖地に移動する。

モズ バン カルガモ
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ジョウビタキ ルリビタキ キビタキ
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ユリカモメ カワセミ シジュウカラ
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