西国霊場めぐり
第八番 豊山 長谷寺
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【第八番 豊山 長谷寺】
宗派:真言宗豊山派(総本山)
本尊:十一面観世音菩薩
開基:徳道上人
創建:朱烏元(686)年
御詠歌:いくたびも 参る心は はつせ寺 山もちかいも 深き谷川
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徳道上人が築いた末寺3000の総本山。
初瀬詣でで賑わった平安時代から、今も変わらず女性たちに人気が高い。ボタンの寺とし
て名高く、春は登廊周辺に大輪のボタンが咲き誇る。山腹に国宝の本堂や回廊形式の登
廊などが並ぶ境内は壮観で風情がある。
三方を山に囲まれたこの地は古くから豊初瀬、泊瀬などと呼ばれ、豊山山麓の桜井市初瀬は、観音信仰の門前
町として栄えてきた。長谷寺もかつては初瀬寺、泊瀬寺と称したこともあったが、現在は全国に末寺3000以上をもつ真
言宗豊山派の総本山。
【由来】
起源は朱鳥元(686)年。道明上人が天武天皇の病気平癒を祈願し、本長谷寺の地に国宝の銅板法華説相図
(千仏多宝仏塔)を安置したのが始まりとされる。のちの神亀4(727)年に徳道上人が十一面観世音菩薩を安置し
西国観音霊場とした。
この寺は『万葉集』に「隠国の泊瀬山」と詠まれており、また『古今集』や『源氏物語』などの多くの古典にも登場
している。平安時代より長谷寺の寺域は、観音菩薩の聖地として崇められ、多くの貴族が訪れたという。
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