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西国霊場めぐり

第三十番 厳金山 宝厳寺

【第三十番 厳金山 宝厳寺】
宗派:真言宗豊山派
本尊:千手千眼観世音菩薩(観音堂)
開基:行基
神亀元(724)年
御詠歌:月も日も 波間に浮かぶ 竹生島
               船に宝を積むここちして

聖武天皇の勅願により行基が創建した古刹。
湖上に浮かぶ竹生島に宝厳寺は建つ。西国巡礼の中で唯一船を利用して参詣する寺。断崖絶壁で孤高な雰囲 気が漂う周囲2kmの竹生島は古来より「神の住む島」として尊ばれ、社寺関係者以外は住むことを許されなかった島。
島には宝厳寺と都久夫須麻神社があり、まさに神仏習合の聖域の雰囲気が漂う。 【由来】
縁起によると寺は神亀元(724)年、聖武天皇の勅願で行基が大弁財天と千手千眼観世音観音を祀ったのがはじまりという。
現在も本堂と観音堂にそれぞれ本尊が安置されている。
当初は華厳宗だったが、平安期に空海が真言密教を広めた。永禄元(1558)年の大火で多くの堂塔を焼失したが、豊臣秀頼の 力添えで現在の寺観が整えられ、明治の神仏分離令で宝厳寺と都久夫須麻神社とに分離した。

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