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西国霊場めぐり

第二十六番 法華山 一乗寺

【第二十六番 法華山 一乗寺】
宗派:天台宗
本尊:聖観世音菩薩
開基:法道仙人
創建:白雉元(650)年
御詠歌:春は花 夏は橘 秋は菊
               いつも妙なる 法の華山

空鉢仙人の伝説から生まれた山間の古寺。
加古川市と姫路市に連なる山中に建つ古刹で、雨や霧に煙る日はとりわけ風情がある。
【由来】
この寺の開基は、花山院、清水寺と同じ法道仙人。インドからやって来た仙人は飛行自在の能力と限りない寿命を 得ていたといわれた。来日したころ播磨山中に蓮華の形をした霊峰を見つけた。仙人はこの山にとどまり、鉄鉢を遠くへ飛 ばして米や金を集める「千手飛鉢の法」で多くの貧しい庶民を救った。そのことから「空鉢仙人」と呼ばれるようになった。
ある日、年貢米を積んだ船を見た仙人は鉄鉢を飛ばすが、役人に断られてしまった。すると法華山へ引き返す空鉢 のうしろに続いて米俵が飛んでくる。驚いた役人は仙人に謝り許しを請うと、米俵は船へ戻っていったという逸話が残 る。そんな仙人の法力は都にも伝わり、大化5(649)年、孝徳天皇の病気を治す祈願をした。その功績として「一乗寺」 の寺号を与えられ百雑元(650)年に金堂を建立した。

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