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西国霊場三十三ヶ所めぐり

第二番 紀三井山 金剛宝寺[紀三井寺]

【第二番 紀三井山 金剛宝寺[紀三井寺]】
宗派:求世観音宗(総本山)
本尊:十一面観世音菩薩
開基:為光上人
創建:宝亀元(770)年
御詠歌:ふるさとを はるばるここに 紀三井寺
               花の都も 近くなるらん

紀三井寺の寺名は三つの井戸に由来。
紀三井寺の寺名で知られるが、正式には金剛宝寺、または護国院という。
紀三井寺の寺名は、清浄水、楊柳水、吉祥水と呼ばれる山内の三つの井戸 に由来している。また「近畿の桜は紀三井寺から」といわれ、関西一の早咲 き桜の名所として知られている。
【由来】
寺の歴史は古く奈良時代にまで遡る。
宝亀元(770)年、唐(中国)の高僧、為光上人によって開かれた。上人は観 音信仰を広め人々の苦悩を救うため、ひたすら諸国を巡っていた。紀三井山 のふもとに泊まったとき、山の中腹から光が放たれるのを見つけ山へ登ってみ ると、松の根元に光り輝く千手観音を感得した。そこで、上人はここを霊地と 定めて一刀三礼のもとに十一面観世音像を刻み、一堂を建立したのがはじまり。
その後、歴代天皇が訪れて後白河法皇の時代は勅願所となった。鎌倉時 代の隆盛時には500人を超す僧侶がいたといわれる。

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