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四国八十八ヶ所霊場 第七十番 七宝山寺宝院 本山寺
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所在地:〒769-1506 香川県三豊市豊中町本山甲1445 電話:0875-62-2007 宿泊施設:なし
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【由来】
大同二年(八〇七年)、平城天皇の勅命をうげて弘法大師が開創した。徳島県西祖谷山で伐採した用材で一夜のうちに建立した
という伝説が残っている。御本尊の馬頭観世音菩薩、脇士の阿弥陀如来と薬師如来はその厨子三基とともに国宝に指定されている。
仁王門は八脚門でこれは国の重文。昔は寺領二千石を有する四国有数の大寺院であった。
【民話】
昔、昔、天正の頃、長曽我部の兵が攻めて来て、境内に入ろうとした時、住職
は両手を広げてそれを止めようとしたのでした。そのために血気にはやった兵土
は住職を一刀のもとに斬ってしまったのです。しかし、住職は倒れもせずに、な
おも兵士達が境内に押し入るのを拒み続けました。ですが、別の兵士が境内に入っ
たのでした。そして、本堂の内陣に侵入してみると、厨子が開いて阿弥陀如来の
右手の肘から血が流れ出ているのです。
それを見て驚き、恐れた兵士達は先を争って境内から逃げ出し、お堂は焼かれず
に助かったのでした。お寺を唯一人で必死に守ろうとした住職を阿弥陀如来が助
けて下さったのですね。この時以来、阿弥陀如来は「太刀受けの弥陀」と呼ばれ、
今も右手に傷が残っているといわれています。
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