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四国八十八ヶ所霊場 第二十二番 白水山医王院 平等寺

所在地:〒779-1510徳島県阿南市新野町秋山177
電話:0884-36-3522
宿泊施設:なし

【由来】
平等寺という寺号は、人々を平等に救うために…。と寺号を定めたという。
弘法大師四十一歳のときこの地に来錫し、諸人の厄除けを祈願されていると、空中に瑞雲がたなびくのを感じられた。そのたなびき の雲の中に梵字が出現。梵字を加持すると不思議にも、薬師如来の尊像が感応された。大師は急いで供える水を求めて井戸を堀られた。 ところが、湧き出たのは乳白色の水であったが大師は頓着せず、その水で沐浴修行されたのち、薬師如来像を刻んで本尊とし、堂塔を 建立して安置。当寺を二十二番札所と定められた。この白水の井戸は鏡の井戸と呼ばれ、枯れることのない湧水は万病に効くという。 お遍路さんの多くはこの霊水を有難くいただいてゆくという。

【民話】
むかし、むかし、そのむかしから、陰暦の十月が来ると、全国の神様が出雲大 社へ集って相談ごとをします。それで全国の神さまが国を留守にしますので、こ の月のことを神無月ともいいます。
今年も全国の神様が出雲に集るときがきました。時間に遅れそうになった阿波 の神さんの一人が大急ぎで船に乗ろうとしたが、海は大そう荒れて船を出すこと が出来ません。
困っていると水神さんが出てきて「阿波の神さん、出雲へお出かけなんでしょ う。この海の荒れようだと、大変でしょう。それなら、私の背中に乗って下さい。」 というかいわないかのとき、水神さんは急に大蛇になり、海の中へもぐりこみ、 あっというまに出雲の海に着きました。阿波の神さんは、大蛇に礼をいって、全 国の神さまたちと、相談ごとに加わりました。そして蛇が神さまに化けることは、 かまわない、そして神さまの「お使いをしてもかまわない。」ということになった ということじゃ。それ以来、白い蛇は神さまのお使いだといって、里人たちからも よろこばれるようになったということじゃ。

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