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四国霊場 第二番 日照山無量寿院 極楽寺
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【日照山無量寿院 極楽寺】 所在地:〒772-0225 徳島県鳴門市大麻町桧段の上12 電話:088-689-1112 宿泊施設:あり
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【由来】
行基菩薩の開基と伝えられる。本尊は、当時に留錫された大師が三十
七日間、無量寿の秘法を厳修された時、その結願の日に出現した阿弥陀
如来の尊影を拝し、それを刻んで安置したもの。ところが、この像から
発する光が遠くの海原にまで達して漁や航海の妨げになったので、前面
に人工の山を築いて光をたった、という故事から日照山と号したという。
その後、天正年問の長曽我部の兵火にあって寺は焼失したが、万治二年
(一六五九年)再建された。
現在は本尊、本堂ともに国宝に指定されている。本尊の阿弥陀如来は
四尺五寸の座像で弘法大師の作、左右の脇士、釈迦如来、薬師如来は行
基の作であり、境内には大師お手植えの長命杉があり、杉に願うと長命
がかなうという。
【民話】
むかし、むかし、仁王というたいそう力自漫の男がいました。でっか
い体にものすごい力。日本一の力もちは「わしより強いものはいない」
といばっていた。
ところが日本ではないが天竺というところにがまんというたいそう大
力の男がいると聞き、仁王はなんとかして力競べをしたくて、やっと
の思いで天竺に渡ることが出来た。
天竺についた仁王は、がまんの家をたずねた。
「ごめん。わしは日本から来た仁王というものだ。」
「がまんどのはおられるか。」
とたずねたが、今は山に柴かりに行っているという。ひょっと門の横
を見ると、大きな鉄棒が二本おいている。
「これはなんに使うのじゃ」
とたずねると、
「うん、これはあの子の箸じゃが-」
そしてその横にある石臼は茶碗だという。仁王は
「これは大変だ、とうてい勝てる相手ではない」
と思い帰ろうとしていたとき、ドシンドシンと地ひびきをたてて
「おかあ−。帰ったぞ−。」
とがまんが帰ってきた。仁王はびっくりした。いままで見たこともな
いような大男だった。
「わしは日本からきた仁王というものじゃ。がまんさんと力競べをし
たくてやってきた。一つのたもう・・・。」
といって二人はすもうを取りだした。一回目、二回目ともに問題にな
らないくらいかんたんに投げとばされた。仁王はくやしくてくやしく
てたまりません、このままでは日本へ帰れない。そこで文珠さんにお
助けしてもらうことにした。
「文珠さん文珠さん。どうか一度でいいからがまんに勝たせて下さい。
勝たせて下さったら、わしは文珠さんの家来になります。」
それから三回目の勝負になった、今迄かんたんに負けていたのに三回
目からは仁王が何回戦っても勝ったという。
いま、仁王がお寺の門前で本尊さんをお守りしているのは、このよう
な文珠さんとの約束があったからじゃ。ところによると仁王さんが文
珠さんと知恵くらべして仁王が負けたので、そのばつとして立番をし
ているのだというはなしもあるそうな。
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