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【21世紀に目を開き、霊場巡り。】
四国八十八カ所は、弘法大師が厄の年に開いたとされている。
大師は、承和2年(835)に高野山に入定(真言宗では、大師は死んだのではなく、禅定に入ったのだとされる入定 留身説が信じられている)。 大師が入定したのち、弟子である真済がその遺跡を遍歴し、始まったという説が有力である。 札所の八十八という数は、煩悩の数や、「米」の字を分解したもの、または男性の42歳、女性の33歳、子どもの13歳の厄年 を足した数などの説がある。
遍路中は、三信条を胸に十善戒を守りながら歩く。
遍路三信条とは、
一、仏の誓願を信じ、同行二人の信仰に励むこと。
「悩めるもの、苦しむもの、最後の一人まで救い尽すであろう」という弘法大師の言葉を信じ、巡礼中は常に大師とともに いることを心にとめておく。
二、何事も修行と心得、ぐちや偽りを慎むこと。
苦しいことや、困ったことがあったときも、これは修行なのだと心得、大師さまが自分を試されているのだと考える。
三、現世利益の霊験を信じ、八十八使の煩悩を消滅させること。
何人もこの世で救われることを信じて煩悩を捨てさり、悟りの世界に入れるよう功徳を積む。

遍路のプランの立て方。
●時期
最も適した季節は、春(3-5月)。朝夕の冷え込みも少なく、何より札所や遍路道沿いにある花が楽しめる。日照時間も 長くなっていくため、余裕を持って遍路に臨めるだろう。
次に適しているのは秋(9-u月)。多少、日中の残暑に悩まされるものの、朝夕が過ごしやすい。また、10月は山間部の紅葉が 美しい時期でもあるので、目にも楽しい遍路となるだろう。ただし、春と秋はベストシーズンだけに、遍路をする人の数 も多い。札所の混雑も予想されるので、事前にきちんとプランを立てることが重要であろう。
●日数
コースの選び方、各人の体力によっても違うが、第一番札所から第八十八番札所まで通して歩くと、40〜50日はかかるとい われている。できるだけ早く回ったほうがよいということでもないので、各人の体力に合わせて、納得のいく巡礼を心がける ようにしたい。

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