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今では、観光スポットのエンジェルロードの名で知られる大余島。潮の満ち引きで島が陸続きになったり、 離れたりします。島が繋がった時、そのエンジェルロードで恋人同士が愛を誓い合う。きっと幸せになれるといわれています。
昭和62年の映画化では、ここで大石先生が足の骨を折ってしまうシーンの撮影が行われました。生徒が作った落とし穴に落ちてしまったのです。 最初は生徒達もおおはしゃぎで笑ったが、大石先生が立ち上がれないのを知るとみんなが泣き出しました。そこから大石先生と二十四の瞳たちとの 愛のふれあいがはじまるのです。
余島とエンジェルロード
「だれか、男先生、よんできて。おなご先生が足のほね折って、あるかれ んて。」
 ハチの巣をつついたような大さわぎになった。大きな子どもたちがどた ばたかけだしていったあとで、女の子はわあわあなきだした。まるで半鐘 でもなりだしたように、村じゅうの人がとびだして、みんなそこへかけつ けてきた。