●ノアサガオ(ヒルガオ科)
Ipomoea indica Merrill イポモエア インディカ(インドの)
暖地の海岸にはえるつる性の多年草。茎はわずかに
毛があり,葉は長さ5〜10cm,葉先は急に細くとが
り,基部はハート型にへこみ,葉面は無毛に近い。花
は径6〜7cm,淡青色または淡紫色,がく裂片は細く
てアサガオにちかく,花柄の途中に対生した細い包葉
がある。果実(さく果)は球形で種子は黒色。 本州(伊豆
半島,紀伊半島),四国,九州の海岸。花期は6〜11月。
[ヒルガオ科とキョウチクトウ科]日本に産するヒル
ガオ科はどれも巻きつき植物で,葉は互生する。つぼ
みのとき,花冠はらせん形によじれていて,むかしは
旋化科とよばれた。キョウチクトウ科もつぼ
みの時に花冠がよじれているが,葉は輪生または対生,
果実は細長く,種子には種髪(しゅはつ)とよぶ長い毛
があって風にとび散るものがほとんど。おしべ,めし
べの先が花冠のせまいのど元をふさぐのもヒルガオ科
には見られぬ特徴である。ガガイモ科も葉は対生,種
子に種髪があるが,おしべ,めしべが合生してずい柱
となる。これらの科はどれも茎に乳液をふくむものが
多い。
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