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●ブタナ・タンポポモドキ(キク科)
Hypochoeris radicata L. ヒポコエリス ラディカータ(放射状の?)
ヨーロッパ原産の多年草で,昭和のはじめ日本に侵
入,現在は全国的に広がっている。とくに牧場に多い。
葉はすべて根生,全面に黄かっ色の毛を密生する。頭
花は径3〜3.5cm,総包片はほぽ3列にならび,先は黒
く,背面には白い毛が1列にならんではえる。タンポ
ポモドキの別名のようにタンポポと感じがよく似てい
るが,花茎は長さ50cm以上にもなり,ふつう途中で枝
を分け,とくに果実の冠毛をルーぺで見ると羽状に枝
を分けているなど,かなりちがったものといえる。日
本名は,フランスの俗名Salade・de-pore ブタのサラ
ダにより,北村博士の命名。
[ヒメブタナ]H.glabra L.ブタナより小型の1
〜2年草で,葉は下面やへりには毛があるが,上面は
ほとんど無毛。ブタナの果実はすべてが長いくちばし
を持つのに対し,長いくちばしのあるものと,くちば
しのないものとがまざってできる。三重県に帰化の記
録があるが,他の地方にも入っていると思う。
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