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ブタナ・タンポポモドキ(キク科)
Hypochoeris radicata L. ヒポコエリス ラディカータ(放射状の?)
ヨーロッパ原産の多年草で,昭和のはじめ日本に侵 入,現在は全国的に広がっている。とくに牧場に多い。 葉はすべて根生,全面に黄かっ色の毛を密生する。頭 花は径3〜3.5cm,総包片はほぽ3列にならび,先は黒 く,背面には白い毛が1列にならんではえる。タンポ ポモドキの別名のようにタンポポと感じがよく似てい るが,花茎は長さ50cm以上にもなり,ふつう途中で枝 を分け,とくに果実の冠毛をルーぺで見ると羽状に枝 を分けているなど,かなりちがったものといえる。日 本名は,フランスの俗名Salade・de-pore ブタのサラ ダにより,北村博士の命名。
[ヒメブタナ]H.glabra L.ブタナより小型の1 〜2年草で,葉は下面やへりには毛があるが,上面は ほとんど無毛。ブタナの果実はすべてが長いくちばし を持つのに対し,長いくちばしのあるものと,くちば しのないものとがまざってできる。三重県に帰化の記 録があるが,他の地方にも入っていると思う。

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